なぁブログ

お金に困らず暮らしたいシングルマザーのブログ

採用される人とされない人の違い②

こんばんは。

みなさん今日もお疲れ様です。

 

今日は、38度の発熱で、

無事体力が死んでおります。

久しぶりにお仕事を休みました。

喉痛、頭痛、関節痛付きだけど、

コロナではないらしい。しんど!

子育てしてるとこんなにのんびりする時間が取れることがないので、

風邪すら贅沢に感じてしまう。(母あるある)

休めってことだと思って休んで寝ることにしました。ありがたや〜

 

では本題です。

 

何社も何社も受けても落ちてばかりなんです…

という方をたまに見かけます。

その中には、

履歴書や業務経歴書を都度書き直してみたり、

面接の練習をしてみたり、

自己分析を繰り返してみたり…

と、大変努力されている方もよく見かけます。

 

ただ、ひとつ言えるのは、

落ちても落ち込むな!と私は思います。

落ちる=自分の能力がない

というケースばかりではないからです。

 

転職では、即戦力が求められるため、

新卒採用の時のように、人間性や資質を重視して採用されるより、

圧倒的に「スキル」重視で、採用が行われます。

「スキル重視」というのは「スキルが高い」ということではなく、

「採用したいポジションに必要なスキルを持っているかどうか?」です。

 

 

例えば、従業員300人〜程度の中小企業のような会社だと、

総務10人のうち、課長1人、人事担当3人、法務2人、設備管理4人。(うち派遣3人)みたいな会社は多くあります。

 

となると、例えば自分が他社の総務部経験があるので、受かるかもしれない!と思って受けても、自分の過去の担当業務は設備管理だったのに、

募集は法務系で英語の法務文書の知識も必要だった…

みたいなこともあるのです。

募集要項は総務部募集ですし、メイン業務以外にも頼む可能性があるかもしれないことなども書かれていたり、

社内異動なども見据えて採用をしていると、とりあえず部署の全業務を書いておいて使いまわしているケースなどもあります。

 

また、今度定年退職する人の代わりに勤めて欲しいのでスキルが低くていいからとにかくまずは若くて長く勤められそうで大量の単純作業をコツコツこなせる人が欲しい。その中から仕事を覚えて欲しい、となった時に、

バリバリ営業経験があって成績の成果もあって…みたいな人は年齢でひっかかりますし、

オーバースペックだし、単価も高すぎるので、採用にはなりません。

なっても提示年収が低くなってしまったりとか…

 

そんな感じで、スキルが高ければ受かるということでもないのが転職活動です。

なので、スキルの高い人と比べて「自分は何もできないから…」と心配することはなくて、

あくまで「自分が会社に入ったらどんなことができそうか?」を伝えればいいです。

請求書伝票の入力ができます、とか、電話応対は戸惑わずにできますとか、エクセル関数はvlookは使えますとか…

もし自分の経歴だけでは不安なら今こんなことを勉強していてこんなこともできるようになりたいです。とかを付け加えてもいいです。

もちろん営業目標達成率90%ですとかかけることはどんどん書いていった方がいいんですが、

そんな華々しい経歴とかでなくても、採用枠はきちんとあるので大丈夫です。

 

自分の経歴は変えられないですし、

相手の希望も変えられないので、

そんな中で完全に合う会社を見つけるなんて自分では無理では?という気もしてくるのですが、

そういうときは面接で対応します。

 

面接を進めていると最後に何か質問はありますか?

って絶対に聞かれると思うんですよね。

その時に、単刀直入に、

「今回募集しているのはどのような人材ですか?」

と聞いてしまうのもありだと思います。

その回答次第では、

「私はそういう点から見るとこういうことができるので、○○の面ではお役に立てると思います。」

みたいな会話ができるし、アピールができるんですね。

 

ただ、社風によってはそういうガツガツした感じじゃないなーっていう場合なんかは、

「こちらの会社で活躍されている方にはどんな特徴がありますか?」とか、

「こちらの会社で評価される方はどんな方ですか?」

などと聞いてみるといいと思います。

 

それを聞くと、自分と相性のいい会社かそうでないかも分かりますし、

聞くだけでも人事側でもやる気を感じられるので、

ご質問ありますか?→ないです。

の人よりは絶対に印象がいいです。

 

ちなみに私は転職時の面接は負けなしでした。

特段スキルが高いわけではなく、大学もいわゆるFランだし、資格も簿記3級と普通免許位しかないのですが、

面接を受けた会社はエージェントを使わなかった会社も含め、3社とも受かりました。

 

受かった方の感想を聞くと、最終的には面接で「ただ会話してるだけで受かった」みたいな感想を持つ方を本当によく見かけます。

もちろん面接なので受け答えは大事なのですが、

相手の質問に端的に答えて、コミュニケーションがうまくいっているからこその感想だと思うのです。

 

いつも面接までは行くけど、最後に落ちてしまう…という方は、

面接官と"会話"をするつもりで、相手の質問に端的に答えるだけではなく、「この会社に興味があるのでもっと教えて欲しい」とか、素直に知りたいことを質問しつつ、

自分が入って活躍できる会社なのか見極めて欲しいなと思います。

 

仕事をするのはあくまで自分のためなので、会社のために自分を捧げろとは一切思いませんが、

経営者や人事も人ですし、前回もお話しした通り会社は営利団体なので、win-winの関係でないと流石に採用には至りません。

資本主義の日本では概ね全ての物事が需要と供給で決まります。

 

就活をしていると、選ばれる側だと思い込んでしまう方が多いのですが、違います。

双方が選ぶ側なのです。

私はこの会社で役に立てるかなー?この会社で働くメリットがあるのか?というのをよくよく見極めて、

ご自身で素敵な会社を選び取って下さい。

 

では今日はこの辺で。

今日もお疲れ様でした。